COLUMN

成型合板はどんなもの?

薄い板を重ねあわせて型で成型して行く成型合板はどんな特徴があり、どんなことが出来るのかを伝えていきます。

面を作る

成型合板の特徴はなんといってもデザイン性のある曲面を作りだせること。
2次元曲線は高周波木型を中心に、木型の製作から手がけています。
3次元曲面は蒸気金型を使って成型します。

面を作る

線を作る

例えば無垢の木材から椅子のフレームを切り出すとなると大きなブロックが必要になります。
そこで大きなつなぎ目の技術が発達した訳ですが、成型だとその形状に添って単板を添わせて作るので無駄がなく継ぎ目のない強いものが出来ます。

線を作る

動きを作る

背座一体のシェル合板に代表されるような成型のしなりは薄いものを重ねて作る合板だからこそしなり、戻ります。
この動きがあたりの柔らかさを生み出し、揺らぎの心地よさを作ります。

動きを作る

COLUMN 2016年11月28日 更新
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